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こんにちは。J-color認定講師の大串です。
スズカファイン株式会社様のご依頼で、
「中日本スズカ会第一線営業マン研修会」にて、
カラーセミナーを担当させていただきました。



今回のセミナーの主なプログラムは…

日本塗料工業会の色票とマンセルとの対応
建築カラー選定のポイント
建築カラーのイメージ表現(クール・ナチュラル・エレガント・クラシック)
「i color paint」によるカラーシミュレーション(実践と講評)


i color paint(スズカファイン株式会社ホームページより引用)

建築塗料の総合メーカー「スズカファイン株式会社」がご提供する、
i Pad専用<簡易>カラーシミュレーションアプリです。
i Padで撮影した写真から、指先一つで簡単に塗り替えイメージを作成
建物の塗り替えカラーシミュレーションを簡単に行う事ができます。
現場での打合せや、お施主様へのプレゼンテーションなど、
塗り替えプランのご提案にご利用ください。


「i color paint」によるカラーシミュレーションを効果的に行うために、
日塗工(日本塗料工業会)の塗料用標準色の色見本を使いこなそう
ということを提案させていただきました。


日塗工(日本塗料工業会)HPから引用

この色見本を色指定のために使っているという方が多いのですが、
うまく活用すれば、コミュニケーションツールとして大いに役立ちます。
逆にいうと、色指定にしか使っていないなんてもったいない

色の選定や組み合わせを考える際に、色見本の見た目だけでなく、
マンセル値やトーンも参考にすると、顧客への説明や
シミュレーションに有効です
そのことを皆様にお伝えしたくて、このセミナーに臨みました。
この内容は新鮮に受け止めていただけたようでした。



「i color paint」によるカラーシミュレーション(例)


外装では、グレイ系の色が多く使われますが、
ニュートラルなグレイは意外と少なく、
わずかに色みを帯びた
「近無彩色(準無彩色)」がほとんどです。
「オフホワイト」などと呼ばれる色で、
マンセル彩度でいうとC=0.5程度の色です。




また、ベージュ~ブラウン系の色もよく使われますが、
「黄み」「赤み」の違いを意識することで、
まとまりのある調和が得られるのはもちろん、
適切なイメージ表現にも役立ちます。


色見本の見た目だけで判断するのではなく、
マンセル値(色相・明度・彩度)を意識することで、
シミュレーションの結果やそれぞれの違いを説明しやすくなります。

もちろん、見た目で色の違いを見極められる「色感」も大切です。
建築で使われる色の多くは低彩度だからです。

そのような色の見極め方のコツも交えながら、
色彩による外観イメージの表現方法についてもお伝えし、
最後に「i color paint」を使ってのカラーシミュレーションを実践 
熱く盛り上がって、今回のセミナーは終了しました。

受講された方々の感想(印象に残ったor役に立った内容)

カラーの配色、アクセントの使い分け
マンセル値で緑・青が違う
少しの色の違いでイメージが変わることが面白かった
シミュレーションの大変さがわかった
建築カラー・色彩傾向が、色・配色の違いによって見え方が全く異なること
日塗工の活用法など、今まで使いきれていないことを痛感した
日塗工見本帳の活用方法
色彩とデザインのノウハウがあれば、色彩設計のソフトとして営業に強みを
 もたせるのではないかと痛感した
色に付加価値を高めるビジネスをしたいと思う

スズカファイン株式会社サイト