FC2ブログ

こんにちは。ピーコックブルーです。

   前回のブログはこちら

このブログを担当するようになって早や6年目
今年も身のまわりで気になった“色のいろいろ”を綴っていきたいと思います。
つたない文章ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて年の初めの1月を「色」でイメージすると…
あなたはどんな色を思い浮かべますか?
お正月、成人式、鏡開き…
日本ならではのハレの行事が続き、新年事始めの月なので
私は赤と白2色の組み合わせ「紅白」と「赤」が目に浮かびました。

この「紅白」、日本では広く祝い事に伝統的に使われる組み合わせ。
歌合戦や運動会など「対抗する2組」の組み分けに使われる色でもあります。
なぜ「紅白」?というのは
が赤ちゃんの出生を意味し、が死装束の色のように死や別れを意味するところから
人の一生を表すという説、花嫁衣裳の色であるという説、あるいは古来から赤飯を
炊いて祝っていたことから赤飯の色であるという説など諸説あり。

お赤飯201601

またそのルーツは源平合戦ともされ、源氏が白旗を、平氏が紅旗を掲げて戦った際に
用いられた配色であり対照的な色合いでもあることから、日本において伝統的に対抗する
配色として用いられるようになったとのことです。

ちなみに「紅白」の「紅」は「くれない」(深紅)のように限定された色ではなく
「赤色」という意味で使われています。
なぜ「赤と白」を「セキハク」とせずに「紅白」とするかは
「赤」を「セキ」と音読みする場合、「赤裸々」「赤貧」などのように
「裸」「むき出し」などの意味を持つため

「あか」の意味で「紅」が常用されるようになったよう。

そして「赤」は特に日本では「日いづる国」が表す太陽の赤、炎を表した色。
神聖な色、魔除け、病気、災害除けなど恐れるものへの抵抗力をもつとして
食べたり、身にまとったり、塗ったりすることで象徴的に使われている色です。

伏見稲荷大社の千本鳥居201601

鳥居の赤、祭事の際に額に塗る赤などなど…
例えば小豆の赤にも厄払いの意味があるので
お赤飯や紅白饅頭をお祝いの席でいただくのも納得ですね。

紅白饅頭201601

2016年は申年。
写真にあるのは、奈良市の「ならまち」で古くから信仰されている「身代わり申」。
災難を代わりに受けてくれ、願いを託し、叶えてくれるというお守りです。
ひとつひとつ手作りで作られていて、ならまちを歩くと軒先に家族の人数分の身代わり申が吊るされています。
“この一年が健康で穏やかな年でありますように…”
私は今年、この小さい身代わり申に守ってもらえるよう願いを託したいと思っています。