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皆さまこんにちは、今週半ばにぎっくり首になって
四苦八苦している藤色です。
肩こり放置と急激な運動と冷えでこうなるとは思いもしませんでした。
皆様も十二分にお気を付けください

さて、今回は日本中で話題になっている
『鬼滅の刃』について取り上げます。

この漫画については、皆様も見たことはなくとも
聞いたことはあるのではないでしょうか。
アニメはともかく、ニュースにまで取り上げられるほどの
社会現象を巻き起こしている『鬼滅の刃』。

なんとキャラクターが着用していた衣服の柄が
商標登録されてしまうほどの人気ぶりとなっています。

それと関連しているのか和柄のものが最近人気だそうで、
小さい子が和柄の文具やおもちゃを持っている姿を見ると、
なんだか心がほっこりします。

そんな『鬼滅の刃』ですが、色彩面で見てみると、
ちょっと面白いことがわかります。
(いつものごとく私見ではありますが。)

例えば主人公の羽織ですが、黒との市松模様になっています。
から連想されるイメージとしては、
癒しや調和、平和や若々しさなどがあります。

そこに何物にも染まらない黒を持ってくることで、
『溌溂としているが穏やかで、でも目標を決めたら最後までブレずにやり遂げる』
主人公の性格を表しているように感じます。



また、使用されている緑は少し青みがかった、
ピーコックグリーンに近い色のようにも見えます。
もしピーコックつながりで、『革命』を意識しているのなら凄いと思います。
『革命』の意味合いは違いますが、主人公が起こしていく『革命』によって、
運命が切り開けていくストーリーであるということを色で表しているのですから。



もちろん上記は単なる私見であり、他にも様々な解釈があると思います。
ただ、そのように思いを馳せると、本当によく作りこまれていると
感心しきりになります。

このような社会現象を起こす漫画はそう滅多にないのですが、
上記の私見を抜きにして純粋に物語を楽しむというのも
また一興かと思います。楽しみ方は人それぞれ。
いろんな見方でいろいろ楽しみつつ、
この漫画の主人公のようにコロナに打ち勝ちたいと強く思います



こんにちは、J-color認定講師・色彩活用研究所カラーコーディネーターの池田です。

現在もコロナ感染が収束せず、皆様も落ち着かない日々を送られているかと思います。
その中で、J-colorにパーソナルカラーのセミナーのご依頼をいただき担当させていただきました。
今回のご依頼は、皆様の中にもご存知の方もいらっしゃると思いますが、
銀座の高級ナイトクラブ「ル・ジャルダン」で、キャストの皆様への
パーソナルカラーセミナーのご依頼でした。



現在、銀座でもこのコロナの影響は避けられない状況のようですが、
だからこそ勉強して自分磨きをして、似合う色を着こなし魅力アップ
を図りましょう、ということで、今回は2回に分けての勉強会でした。

お仕事前の忙しい時間にも関わらず、ご参加いただいた皆様には
興味を持って聞いていただきました。

1回目は、パーソナルカラーについての概要や、似合う色を特徴として
理解しやすくした4つの色のグループについて、
また似合う色の基になる自分の色素(肌や髪、目の色や質感)についての話をし、
2回目には自分にとって似合う色を知りたいというご希望で
ドレープ(色の布)を実際にお顔に当てて
確認する簡易診断を行いました。

やはり、ドレスやメイクの色選びはことさら気を配られるとのことで、
2回目のドレーピングは、皆さん興味津々でしたが、
今回は比較的好きな色が似合う色だった方も多く、
さすがご自分のこともよくご存知で、
「やっぱりこの色で良かったんですね」というお声や、
『新しいご自身の魅力の発見として、
オススメした色に対しては「試してみます」と意欲的なご意見に、
アドバイスをさせていただいた私もとても嬉しくなりました。



今回、パーソナルカラーの勉強をして、
より美しく魅力的な女性になるための努力をされている
銀座の街の華となる皆様の姿を見て、私も勇気をいただきました。

今年はコロナ禍で色々大変な思いをしている方も多いと思いますが、
今だからこそできる自分磨きをして、
自分を高める時間と捉えて頑張っていきましょう。



 参加者の感想

● 今まで好きだった洋服の色や口紅の色が、やっぱり自分に合うと判りました。

● パーソナルカラーの基準は『色素』で生まれながらに持っている色ということが
 知れて良かったです。
 セルフチェックリストのおかげで、自分で洋服など選べるなぁと思いました。

● ずっとイエローベースだと思っていましたが、Winterが一番似合うということで驚きました。

● 体型に合わせて洋服を買いますが、お色味に合わせて買うことはなかったので、
 基準を学べて嬉しかったです。オータムの色をフル活用していこうと思います。

こんにちは。ピーコックブルーです。

2020年もあとわずか。
今年は年の始めに描いていた1年とはかなり
かけ離れた “想定外の年” となり
私たちの意識と生活様式も大きな変化を遂げた
年となりました。

この先もきっと不安は続いていくのだと思います。
ですが、今年大流行した「鬼滅の刃」の主人公
炭治郎のように
私たちも見えない敵に負けないよう、
笑顔で過ごせる日常を1日でも早く取り戻して
いきたいですね
来年は少しでもいい年であることを願うのみです。

さて私が担当する年内ラストのブログ。
今回は今年流行し、話題になったものの中から
“ 色 ” の観点でピックアップしてみました。

まず今年よく目にした「市松模様」です。



「鬼滅の刃」炭治郎が着ているの羽織の柄。
SNSでは「タンジロー柄」とも呼ばれ、子どもさんの
コスプレ姿やこの色と柄のマスクもよく見かけます。

市松模様の”市松”は歌舞伎役者の名前が由来。
全国的に広まったのは江戸時代とのことですが、
それよりずっと前、古墳時代の埴輪や
奈良の正倉院に納められている染織品にも
この模様のモチーフが使われているとか。
江戸時代以前は市松模様ではなく、石畳紋様
霰(あられと呼ばれていたようです。

英語だと”チェッカーフラッグ柄”や”チェスボード柄”
という呼び名に。

ちなみに東京オリンピックのエンブレムにも
日本の伝統色「藍色」とともに
“組市松紋” (くみいちまつもん)として市松模様が
使われています。

また「市松模様」は、色違いの正方形が互い違い
に並べられ、上下左右に途切れず続く模様の特徴
から ”永遠や発展拡大、繁栄を意味する柄”として
古くから縁起のいい柄としても知られています。

柄がシンプルなので、組み合わせる色によって
イメージは様々。
と黒だとよりシャープでモダンな雰囲気、
などは新年にふさわしい印象に。



そして今年を代表するもうひとつが「マスクです。

マスク生活が当たり前となり、今では実に様々な
色や柄のマスクが豊富に揃っています。
マスク不足だった頃は多くの方が手作りをし、
オリジナルなマスクもたくさん見られました。



2020年JC.JK流行語大賞のモノ部門ベスト3
に挙がっている「PITTA MASK」なども
若い世代の方々を中心に人気を集めたひとつ

(7月にもこのブログでマスクを取り上げましたが)
「色」の選択肢が豊富になればなるほど
“選ぶ楽しさ” が広がり、
“自己表現” にも広く使えます。

素材だけでなく、やはり多彩にカラフルになった
「色のバリエーション」が目でも楽しめて
人気を集めたのではと。

ファッションやメイクと同じように
マスク使いも楽しみながら…
どうぞ良き新年をお迎えください。

今年も「色のいろいろ」ブログをご覧いただき
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします