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こんにちは。初めまして、藤色と申します。
今回からブログ執筆に参加させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします

初めてのブログになりますので、一番初めのお題は、
どうしてこのハンドルネームにしたのか、
その理由について書かせていただきます。

実は今回つけたハンドルネーム『藤色』は、少し前まで
私にとって特に印象のない、無関心な色の一つでした。
ならばなぜこのハンドルネームにしたのかというと、
先日亡くなった祖母が大好きな色だったからです。



祖母の生きた時代は正しく激動で、
人の死が今では考えられないくらい身近でした。
そういった殺伐とした時代を生き抜き、
景観も人の意識も目まぐるしく変わっていった時代を生きた
祖母にとって、『藤色』はとてもとても綺麗な色に見えたそうです。
 
戦争を体験し、仕事や主婦、二人の子どもを育てるのに必死で、
自分の服も思う様に買えなかったようですが、
お金に余裕が出てきた頃には大好きな『藤色』の服を
四季を通じて着ていたそうです。
いったいどれほど嬉しかっただろうと、その喜びに思いを馳せるたびに
私も何とも言えない幸せな気持ちになります。
その祖母の好きだった『藤色』は、今の私にとって、
優しく、気品のある印象を持つ、大切な色になっています。

このように、私にとって今まで印象の薄かった『藤色』も、
経験を通じてとても印象深い色になりました。
そういった色に対する新しい見方や印象の変化を発見するといった、
ちょっとした喜びや感動をブログでお伝えしていきたい、
その思いを込めて、このハンドルネームにいたしました

これからどんな見方や印象の変化、驚きを見つけられるのか、
ワクワクしております。
そのワクワクを少しでも皆さまにお届けできるよう、
頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます


こんにちは!J-colorの尾本です。

8月下旬から9月下旬にかけて開催しました
「みんながわかりやすい色(CUD)」ガイドラインセミナー
ご報告をさせていただきます。

セミナー名:「みんながわかりやすい色(CUD)」ガイドラインセミナー
主催:一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会(J-color)
後援:NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)
講師:伊賀 公一(NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長)

セミナーは、静岡、大阪、東京(2回)の順番で全4回実施され、
東京では2回のうち1回を対面型とオンライン(ライブ)型の設定です。
各会場ではコロナ感染予防対策(検温や手指消毒など)にご協力をいただきながら、
安全にも考慮しての実施となりました。

セミナーのご報告は2回に分けてさせていただきます。
今回は、「静岡・大阪編」です。
静岡と大阪の会場では合計の参加者数が約60名となりました。
参加者の多くはJ-colorの「認定講師」の方々です。




さて、まずはセミナーテーマの選定の経緯についてお話をさせていただきます。
講師の伊賀先生にはJ-color代表理事の三木との「HP対談企画」(2017年)以降、
今年(2020年3月)発行の「色彩活用ライフケアカラー検定 公式テキスト2級
一部改訂版」「CUDガイドライン」の制作の際にもご協力をいただくなど、
これまでもJ-colorがCUD(カラーユニバーサルデザイン)
学ぶ機会をいただいてきました。

「CUD(カラーユニバーサルデザイン)」を学ぶことは、
カラーコーディネーターであり色の活用方法を伝えるJ-color認定講師をはじめ、
多くの方々に色の見え方の多様性についての理解を深めていただく機会になり、
色の実践を提案しているJ-colorが主催のセミナーテーマとしても
ふさわしいということで認定講師の研修も兼ねた合同勉強会として設定されました。

セミナーでは、伊賀先生(色弱P型強度)ご自身のエピソードから始まり、
J-colorのCUDガイドライン(冊子)を使いながら、
カラーユニバーサルデザインの主旨や色覚の仕組み・タイプと見え方の違い、
色覚の多様性に対応する「カラーユニバーサルデザイン」のポイントを、
わかりやすく伝えていただきました(しかも、伊賀先生のお話は楽しい)。

カラーコーディネーターだからこそ、色の見え方の多様性を意識することが大切。
色弱の生徒さんがいるのかもしれないということを頭におき指導方法を工夫したい。
色が身近で便利なものだという思い込みをしていたことに戸惑いを感じた。
 (色づかいとともに形や文字を組み合わせることの大切さを感じた。)
色覚の多様性を考えて世の中を変えていきたい。


認定講師の方々にとっては上記のような新たな視点を得る機会になりました。

セミナー後には希望者による座談会形式での交流会も行い(名刺交換会の予定を、
急遽、座談会形式に変更)、皆さんが日々感じていることをディスカッションしたり、
色弱の方とのコミュニケーションのコツなどについて、
伊賀先生の経験を交えたアドバイスもいただけるという有意義な時間もありました。

また、大阪の会場では産学連携の一環として「京都医健専門学校」(J-color検定導入校)
の生徒さん4名に「立ち居振る舞い」や「ホスピタリティー」を学ぶ機会として、
セミナー運営スタッフに入っていただきました。
会場設営を終えてフレッシュな笑顔で参加者を迎えていただいた後、
生徒さんたちは引率の先生方と一緒にセミナー聴講
セミナー後にいただいた感想はしっかりとまとまったお話しぶりで感心しました。
「世界が拡がった」ということで新たな気づきを得る機会にもなったようです。



静岡、大阪の会場にいらしていただきました皆様、
暑いなか足を運んでくださりありがとうございました(本当に暑かったですね)
ぜひ、ワークショップで、またお会いしましょう
(ワークショップの受付は、10月中から下旬を予定しております。)

「みんながわかりやすい色(CUD)実践ワークショップ」のご案内はこちら
【ガイドラインセミナーに参加された皆様へ】
静岡と大阪の日程が変更になりました。ご確認いただけますようお願いいたします。
静岡 → 12月5日(土)、大阪 → 12月6日(日)


※「CUD(カラーユニバーサルデザイン)ガイドライン」(C U D O提供)は、
2020年3月発行の「色彩活用ライフケアカラー検定 公式テキスト2級 一部改訂版」に、
収録されています。

※J-colorには「認定講師制度」があり、協会と認定講師の情報共有と、
認定講師のブラッシュアップを兼ねた研修を2年に1回のペースで開催しています。
このセミナーは、J-colorの認定講師の「必須研修」としての位置づけでもあり、
認定講師の方々は「認定講師連絡会」にも参加していただき、
協会の取り組みや検定試験についての情報共有をさせていただきました。

こんにちは。ピーコックブルーです。

お月様がきれいに見える秋の空、秋の夜長が
楽しめる頃となってきました。
自宅でゆっくり趣味の時間を過ごすのも、
コロナの感染対策をしっかりとりながら
Go toキャンペーンを上手に使って出かけるのも
いい時期ですね。

さて毎回「色」に関する気になったアレコレを
綴っている「色のいろいろ」。今回は
「色分け」によってもたらされた仕事の効率アップ
とその効果
について、熊本市にある病院の事例を
ご紹介します。

その病院は、熊本地域医療センター
ここでは入院病棟の看護師さんのユニフォーム
の色を、日勤は、夜勤はピーコックグリーン
「色分け」しています。



導入は2014年度から。
ユニフォームの更新時期と忘年会シーズンが
迫っていたタイミングで、新しいユニフォームを
投票で決めるファッションショーを企画。

この時、元院長から勤務時間によって2色に
するのはどうか?との提案があり、
人気1位・2位だった2色が決定!

この2色制の発案は、攻守がすばやく入れ替わる
アメリカンフットボールをヒントにしたそうです。

2色にした効果は絶大
「色」を分けて一目で勤務時間帯が分かるように
なったことで、日勤と夜勤の交代や引継ぎが
スムーズになり、残業が劇的に減ってきたとのこと


導入から5年で看護師の残業時間は7分の1に
減り、働き方改革が難しい医療現場の先進事例
として「看護業務の効率化 先進事例アワード2019」
で最優秀賞を受賞されています。

またこの2色はの組み合わせ。
コントラストもついて、より分かりやすくなります。

色で分けて “ 見える化 ” 。
シンプル、かつ分かりやすく、
まさに「色」だからこそ出来ることですね


熊本地域医療センター様HP


こんにちは。J-colorパートナーの乾です。

9月18日、株式会社幸福建設にてカラーセミナーをさせていただきました。
内容はインテリアカラーの基本についてということで
ご依頼をいただきましたので、最終的にカラープランニングにつなげて
いけるようにお話をさせていただきました。
参加いただいた方々は30~40代の営業部や設計部などの方々が中心でした。



まず、インテリアで最も求められるものは「快適性」です。
そのためには「空間全体の調和とバランスを図ること」が大切であることを説明し、
色の基本である三属性(色相・明度・彩度)やトーンへと進めていきました

インテリアカラーの配色には「統一」と「変化」を基本に考えますが、
それは色相やトーンの類似性や対照性と関係しています。
この配色が穏やか、落ち着いた、シャープな、などという空間のイメージの
方向性を大きく左右します。

またインテリア空間の色は心理的に大きな影響を与えます。
例えば「暖色寒色」や「進出色後退色」「膨張色収縮色」などの
効果を実際にインテリアでどのように活用できるのかを
画像で確認していただきながら、三属性との関係を理解していただきました。
このように心理的効果を活用して心地よい快適な生活空間を目指したいですね。

続いて、様々なインテリアスタイルについてイメージや色、デザイン、素材、
そしてライフスタイルなどの特徴を画像で説明していきました。
お客様の中では希望される住宅を、例えばシンプルモダンや和モダンと言うように
イメージで表現される場合が多いのでそれを具体的な色やデザイン、
素材などの具体的な提案に結びつけることができます。



この他にも色のイメージや、照明の色、部屋を広く見せる工夫、
そして色の面積効果や安全性、色覚特性などのインテリアの色彩で
気をつけることを簡単に説明して、いよいよカラープランニングです。

3名1グループでそれぞれ違うインテリアスタイルを選んでいただき、
ライフスタイルなども想定して色のイメージや配色のイメージを
まず言葉にしていただきました。

次にリビングの床、壁、天井、ドア、カーテン、ラグ、ソファ、
テーブル、クッションなど11アイテムの色や素材などを提案していただく
ワークシートを完成させていただくのですが、実際に配色カード切って
貼っていただきました。

初めて配色カードを手にする方が多い中、
積極的に取り組んで短い時間で仕上げていただきました。

そのあと、グループで発表をしていただきましたが、
さすがに日頃から住宅に関わっていらっしゃるので
とても内容の良いカラープランニングで素晴らしい発表が続きました。
ほかのインテリアスタイルに耳を傾けていらっしゃったのも印象的でした。



今回のセミナーでは、インテリア空間のイメージがただ何となくではなく、
色のイメージやデザイン、素材、また配色理論にも
裏づけられたものであることを、カラープランニングという
ワークショップを通じて体験していただきました
説得力のある説明はお客様の信頼感に繋がりますので
是非役立てていただきたいと思いました。

各テーブルを回りながら皆さんと少しやり取りをさせていただきましたが、
仕事にも真摯に誠実に向き合われている様子を伺うことができました。
ありがとうございました



セミナー受講者の感想

● 全ての内容が新鮮で印象に残りましたが、その中でも一番印象に残った内容は実際にテーマを決めて室内のカラーコーディネートが出来た事でした。


色による効果や、空間を印象付ける力を学んで、上手に扱うことができるようになればより住宅を魅力的に見せられるようになると感じました。


カラープランニングは講習で聞いたことをすぐ実践して考えられることができたのでより身についた気がしました。


色の事は知っていそうで知らない事ばかりでした。根拠を知り正しい知識をつけないとキチンとした提案ができていないと感じました。

色にはそれぞれの特徴があって、そこに存在するだけで私達の心理や行動に大きな影響を与えていることを学びました。


株式会社幸福建設様HP



こんにちは、日本カラーコーディネーター協会(J-color)の高橋名都紀です。

先日、高崎市男女共同参画センター様主催
パーソナルカラーセミナーへ行って参りました。
ご参加いただいたのは、高崎市在住の30代~70代の女性20名です。

実は開催が3月の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により
延期となったセミナーでした。
一度延期になりましたが開催となり、再募集をかけたところ
募集開始15分で満席となったようです
パーソナルカラーへの興味・関心の高さを感じました



具体的な対策としては、
当初の募集人数は40~50名だったところを半数にし、
出入り口には消毒液を設置、密にならぬよう広いホールにて、
長テーブルを一人1つ使用してソーシャルディスタンスを保つことができました。
セミナー中も全員マスク着用し、私もマスク(色素チェックの時には
+フェイスシールド)を着用させていただき、感染症対策をしっかりと行いました
私を含め、受講者様も安心されて受けられたご様子でした。

セミナーは、
パーソナルカラーとは何かから始まり、
自分の似合う基準となる色素(肌・髪・眼の色と質感)の見方、
似合う色と似合わない色の見え方の違いについてお話し、
パーソナルカラーの色分けについてそれぞれのタイプの色のイメージを膨らましながら
実際に自分がどのタイプの色が似合う色の傾向なのかがわかる色素チェック



チェックリストをもとに見るポイントをお伝えし、
ご自身でやって頂きながら、分からないところは
私が各テーブルを回り、確認させて頂きました。



あまり近づくことはできませんが、私はマスクに
フェイスシールドを着用し、お話させて頂きました。
皆さん、似合う色の傾向をつかめたところで、
最後にその似合う色や似合わない色の
取り入れ方をレクチャーいたしました

まだお買い物もしづらいかと思いますので、
お手持ちのお洋服やアイテムも活用しながら似合う色を取り入れて、
ご自身のファッションを楽しんでいただければ幸いです

アフターコロナ時代に突入し、セミナーや講座もニューノーマルとなりますが、
やはり、実際に見たり聞いたりする体験は大事のように思います。
しっかりと対策を行うことで、パーソナルカラーセミナーが
開催できるということもわかりました
このような、ソーシャルディスタンスの配慮や感染症対策をした上での
リアルな体験
をたくさんの方々へお届けしていきたいと思います
ありがとうございました


セミナー受講者の感想

● 今後の参考にして楽しみたいと思いました。

● 以前より関心のあったパーソナルカラーを学ぶことができ、そして自分のタイプを知ることができ、とてもよかったと思います。

● 新型コロナウイルスの感染防止策もしていただき、安心して受講する事ができました。

● 楽しい講座でした。中止になった分楽しみにしていたので。

● 帰ったら娘にも教えて、秋のコーディネートに役立てたいと思います。

● 原色が大好きで、今までそんな色ばかり身に着けていました。今度は違う色にも挑戦したいと思います。