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こんにちは。ピーコックブルーです。

9月の「長月」という名称は、日増しに夜が長くなる
「夜長月」が「長月」になったといわれています。
他にも玄月(げんげつ)、菊月(きくづき)、
色取月(いろどりづき)など秋らしい異称があります。

朝夕の涼しさを感じ始める頃。
この秋も秋雨前線と台風による大雨の心配は
つきませんが、コロナに負けず、2020年の秋を
少しでも満喫できればと思っています。

さて今回は「敬老の日」を前に
『長寿のお祝いと色』について書きます。

一般的によく知られているのは還暦(60歳)の赤

干支が60年で一巡することから、「赤ちゃんに還る
「厄除け」などの意味合いから「赤」がテーマカラーと
して定着しています。
只、人生100年時代!と言われる今、60歳は
まだまだ現役でお元気な方も沢山いらっしゃいます。

赤いちゃんちゃんこを着て、というのはもう昔のこと。
長寿の祝いというよりも “人生の区切り、節目”として
お祝いするという意味合いが濃くなってきているようです。

以下、それぞれの年齢とテーマカラーです。

●古希(こき)(70歳)紫
和洋ともに高貴な色とされた「紫色」。「濃紫」や「紺」も。

●喜寿(きじゅ)(77歳)紫
古希同様、気品を備えた「紫色」。

●傘寿(さんじゅ)(80歳)金茶
「金茶色」、「黄色」。地域によって「紫色」も。

●米寿(べいじゅ)(88歳)黄
米の字の由来から「金茶色」、「黄色」。

●卒寿(そつじゅ)(90歳)紫
「紫色」を基本として、「白」という説も。

●白寿(はくじゅ)(99歳)白
百の字から「一」を引くことで白となる白寿。
文字のごとく、「白」。

●百寿(ひゃくじゅ)(ももじゅ)(100歳)桃
一世紀を表すことから紀寿(きじゅ)とも。
「桃色」、「ピンク色」、「白」の場合も。

ちなみに日本百貨店協会が提案している
「長寿祝いの色」は、また少し違っています。
古希70歳=藍色
喜寿77歳=黄色
傘寿80歳=オレンジ
米寿88歳=ベージュ
卒寿90歳=紫
白寿99歳=白

近年は贈りたい方の趣味に関したものなどが人気
の中、旅行や食事会など特別な体験をプレゼント
する場合も多いとか。

それぞれのテーマカラーである色で考える場合

プレゼントの品を、その色で選ぶ


パッケージやリボン、メッセージカードの色にする


言葉遊びでその色名が入った場所、コトで選ぶ

例えば…
赤倉温泉など温泉地に色名が入ったところや
お湯の色(乳白色、金茶色など)で選んだ温泉地
の旅行券をプレゼントする、
テーマカラーでテーブルコーディネートした
お食事会というのも楽しいアイデアです



また、色あいを工夫して選ぶのもおススメ。
同じ「赤」でも、明るい赤暗めの赤鮮やかな赤
落ち着いた赤柔らかな赤深みのある赤など
トーンによってイメージは変わります。

身につけるものなら、パーソナルカラーも考えて
似合うトーンのものを選ぶのもステキですね

「いつまでも元気でいてね!」という想いとともに
あなたならではの “彩り” を添えてみてはいかが
でしょうか。