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こんにちは。ベビーピンクです。

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今年も、子育てや家庭の中の色のお話を 楽しくお伝えできればと思います。
宜しくお願いいたします。

新しい年が始まり1か月が過ぎようとしています。
今年は、年始に銀座に行くことがあり、思わず 福袋を買ってしまいました。
福袋の色は、赤が多いですよね。
正月の赤色には、「喜び」という意味があり 日本古来より
ハレの日には、よく 使われる色です。
正月らしい 赤の袋やセールのチラシに、興奮させられたのか
思わず購買意欲がわいてしまいました。

正月の赤色201601

さて、このように 日本にも古来より季節によって使われたり
生活に溶け込む色があるように、海外にも色の文化があります。
その文化や生活に目をむけるだけで、意外なヒット商品が 生まれる事もあります。

例えば、赤色の家電。
数年前から 白や黒・グレーの家電に加え「赤」をよく目にするようになってきましたよね。
赤色の家電は、お部屋のアクセントにもなり スタイリッシュな印象もあります。
男女問わず人気があり、我が家も数年前に ついつい赤色の掃除機と炊飯器を
購入してしまいました。

そもそも、なぜ 赤い色の家電がここ数年で増えてきたのでしょうか?

近年中国では、日本製の商品の人気が高まっています。
中国の方が日本へ旅行に来て 炊飯器などを大量に購入していかれる姿を
テレビなどでも度々見る事がありますよね。
昨年は、ついに流行語で「爆買い」という言葉まで 賞をとったくらいです。
そこに目をつけたメーカーが、中国人の文化を 家電製品に取り入れる事で
売り上げを更に
伸ばすことを考えたそうです。

赤色の家電201601

中国では、「赤」というのは、国のシンボルカラーでもあり 「運気の良い色」。
「縁起の良い色」「お金をもたらす色」
として知られています。

目立つ赤色家電は、受け入れられないのではないか?と
心配もされていたようですが、もともと赤が好きな中国では
プレゼントにも良いと この赤色の家電がヒット商品となっているようです。

また、日本人にとっても、赤い家電製品は新鮮な色でした。

今までは、 どちらかというと「目立たせたくない。」
「壁の一部のように扱いたい。」「部屋をスッキリ広く見せたい」という目的からも、
白の家電が、定番の人気カラーでした。


ところが、新たに表れた 赤い家電製品は、
個性的で まるでインテリアの様な扱いをしたくなる
商品の様に感じさせてくれます。
部屋の差し色としてもぴったりで、白とは逆に 見せたくなる家電としても、
今では定番の人気カラーの1つとなっています。

国によって色の文化も様々です。
それを上手くリサーチして取り入れる事で、
新たな魅力が生まれる事もあるのですね

家電製品は、主婦が使うことも多いので、
楽しくオシャレに使える。そんな商品が増えるといいな。と期待しています

今年は、どんな カラー商品が売り出されるのか?
楽しみですね。

こんにちは。ピーコックブルーです。

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このブログを担当するようになって早や6年目
今年も身のまわりで気になった“色のいろいろ”を綴っていきたいと思います。
つたない文章ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて年の初めの1月を「色」でイメージすると…
あなたはどんな色を思い浮かべますか?
お正月、成人式、鏡開き…
日本ならではのハレの行事が続き、新年事始めの月なので
私は赤と白2色の組み合わせ「紅白」と「赤」が目に浮かびました。

この「紅白」、日本では広く祝い事に伝統的に使われる組み合わせ。
歌合戦や運動会など「対抗する2組」の組み分けに使われる色でもあります。
なぜ「紅白」?というのは
が赤ちゃんの出生を意味し、が死装束の色のように死や別れを意味するところから
人の一生を表すという説、花嫁衣裳の色であるという説、あるいは古来から赤飯を
炊いて祝っていたことから赤飯の色であるという説など諸説あり。

お赤飯201601

またそのルーツは源平合戦ともされ、源氏が白旗を、平氏が紅旗を掲げて戦った際に
用いられた配色であり対照的な色合いでもあることから、日本において伝統的に対抗する
配色として用いられるようになったとのことです。

ちなみに「紅白」の「紅」は「くれない」(深紅)のように限定された色ではなく
「赤色」という意味で使われています。
なぜ「赤と白」を「セキハク」とせずに「紅白」とするかは
「赤」を「セキ」と音読みする場合、「赤裸々」「赤貧」などのように
「裸」「むき出し」などの意味を持つため

「あか」の意味で「紅」が常用されるようになったよう。

そして「赤」は特に日本では「日いづる国」が表す太陽の赤、炎を表した色。
神聖な色、魔除け、病気、災害除けなど恐れるものへの抵抗力をもつとして
食べたり、身にまとったり、塗ったりすることで象徴的に使われている色です。

伏見稲荷大社の千本鳥居201601

鳥居の赤、祭事の際に額に塗る赤などなど…
例えば小豆の赤にも厄払いの意味があるので
お赤飯や紅白饅頭をお祝いの席でいただくのも納得ですね。

紅白饅頭201601

2016年は申年。
写真にあるのは、奈良市の「ならまち」で古くから信仰されている「身代わり申」。
災難を代わりに受けてくれ、願いを託し、叶えてくれるというお守りです。
ひとつひとつ手作りで作られていて、ならまちを歩くと軒先に家族の人数分の身代わり申が吊るされています。
“この一年が健康で穏やかな年でありますように…”
私は今年、この小さい身代わり申に守ってもらえるよう願いを託したいと思っています。




 
今年も普段の生活中でちょっと気になったことなど
身近なフードカラーにからめてつぶやかせていただきます
のでヨロシクお願いします

こんにちは。『オレンジです。

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今年2016年は「申」年
申は利口と好奇心を象徴

なぜ猿じゃなく申?
十二支として浸透しやすいように
「呻」(しん:「うめく」)という意義がある
申の字が当てられたとのこと。

申絵馬201601

折り合いが悪い事を「犬猿の仲」といいますが、
干支にまつわる話からきています

神様が新年の挨拶に来た順から12匹に
その年を守ってもらいたいと。
そのとき犬 と猿 は喧嘩をしながらだったので
遅くなり、仲裁をしたのが鶏 なんだそうです。

なので干支の順番が犬と猿の間が鶏に。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・・酉・戌・亥

ちなみに猪 は猪突猛進でゴールの門前も通り過ぎて
戻ってきたので12番目になってしまったのだとか。

見ざる言わざる聞かざる201601

サルと聞いて思い浮かぶのが
日光東照宮「見ざる聞かざる言わざる」

人の短を見ない、人の非を聞かない、人の過ちを言わない
三つの戒めとして、目耳口を両手で隠した
三猿が生まれたとされています。

猿のことわざで「猿の尻笑い」がありますが
自分のことを棚に上げて他人を嘲笑うこと。

自分をきちんとみて行動できる申年にしたいと思う年の始め
と思っている間に 1/11は鏡開き
・・・地域によって違ったりするようですが。

鏡餅は神様の力が宿っているといわれるので
1年の無病息災を祈願していただくとします。

申鏡餅201601

今年は暖冬とはいえやはり冬は寒いものは寒い
風邪を引かれてる人もいるのでは?

風邪・インフルエンザ予防には、ビタミンAとCで免疫力をアップ
旬の冬野菜にはそんなビタミンAとビタミンCが含まれています。
大根・白菜・かぶ・ねぎ・カリフラワー・ほうれん草・小松菜・春菊・ごぼうetc

「冬野菜」といっても、
スーパーに行けばいつでも沢山の野菜がならんでいるので
分かりにくいですが、旬を迎えた野菜は、収穫量が増え
値段がぐっとお手軽になるので、旬の可能性大
旬の野菜は、価格・味・栄養価ともいいことずくめ。


冬野菜201601

この時期よく『オレンジの食卓に登場するのが
一品でたくさんのお野菜がとれる万能な汁物
身ともにあたたまる栄養満点な「けんちん汁」


地域や家庭によって醤油味と味噌仕立てがあります。

ここでちょっとけんちん汁の由来を・・・
1つは、
 中国から伝わった普茶料理の一種だった
 細く繊切りにした材料を巻いた巻繊(けんちぇん)
 がなまったという説と
もう1つは、
 鎌倉の建長寺の修行僧が崩してしまった豆腐
 を使って汁物を作ったことから、
 お寺の名前を取って建長汁(けんちょうじる)
 がなまったという説
があるそうです。

けんちん汁201601

里芋、ゴボウ、大根、レンコン、ニンジン、こんにゃくを炒め
シイタケ、芋がら、白菜、長ネギも加えて炒め
だし汁を入れてコトコト、崩した豆腐を入れてコトコト
 最後に醤油・みりんで味を調えて完成

けんちん汁2-201601

今回は彩りにホウレン草も。
そして香りと更なる彩りに柚子をトッピング
・・・もはや煮物状態ですが

たっぷり作って翌日は
野菜にも味が更に染み込んで味に深みがでるので
蕎麦やうどんや餅を入れたりして堪能します。

野菜はカラフルで食事が楽しくなりますね。
そんな野菜の色には健康成分が沢山詰まっているので
見た目も楽しみながら野菜のパワーをいただきましょう

では、カラー健康的Happy♪ライフをぉ~
皆様こんにちは!
J-color 認定講師の藤巻です

12/6(日)に群馬県栄養士会様のご依頼で
「食と色」に関してのセミナーで前橋に
行って参りました



群馬といえば、温泉スキー場
と素敵なスポットがたくさんありますが、
何と言っても世界遺産にも登録
話題になった富岡製糸場ですよね!
NHKの大河ドラマ”花燃ゆ”でも話題です。

今回は現役で活躍されている栄養士さん・管理栄養士さん
20数名がご参加下さいました。
食を管理するプロですので、日々栄養バランスや彩りを
とても気遣っていらっしゃいます

色と一口に言っても内容が濃く・深いので
今回は補色や対比、心理的効果について
効果的に食の彩りをよくするためのヒントをお伝えしました

補色は色相環で真反対に位置する色
組み合わせるとお互いを引き立てあい
より鮮やかさが増します

そう!Red & Green  のクリスマスカラーもそうです。
ドラマチックなイメージですよね。

他には、青紫と黄色 オレンジと青など
テーブルセッティングに取り入れると
動きとメリハリが付きます。
特別な日に取り入れてみては如何でしょうか

また、対比とは同じ色なはずなのに
単色で見た時の色と、その色を他の色と組み合わせると
違って見えるという現象


この現象を利用して、お皿の上の食材を
より色が美しく、美味しそうに見せるには
白・黒・グレーやあまり濃く・強くない色(彩度が低い色)
が良いとお伝えするとー

だから、白いお皿がいいんだ!とか
お椀やお重などの漆器がふさわしい理由が分りました!と
日頃の見た目と理論が結びつき納得~



他にも、色のイメージや色が与える心理的効果を活用して
食欲増進やイメージ演出のためのテーブルセッティングなど
器とのバランスを考えながら、ぬりえ着彩の時間を持ち、
早速理論で得た知識を取り入れて下さっていました

後半は似合う色”パーソナルカラー”のご紹介の時間
短い時間でしたが、セミナー終了時にご質問も頂き
自分に似合う色への関心の高さが伺えました。

似合う色の口紅一つで印象が変わります!
そして、自分に自信を与えてくれます。

栄養士さんはいわば、
バランスの取れた食健康美を伝えるプロフェッショナル
ご自分達の外からの美パーソナルカラーでより美しく
内と外の相乗効果で、より職場で、地域で、社会で
活躍されますよう願っています!