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J-color事務局の尾本です。
10月25日、日頃よりJ-colorの事業推進を担当していただいている
全国の先生方
にお集まりいただいて、研修を実施いたしましたので、
ご報告いたします。

研修ではJ-colorの今後の展開などをお話しさせていただきました。
真剣な表情で耳を傾けていた先生方ですが、休憩時間には
お土産でいただいたお菓子が配られ、和やかな雰囲気に。
各地で活躍中の先生方ですので、情報交換にも花が咲き、
短時間ではありましたが、有意義な研修となりました。



研修に参加していただきました先生方のうち、
中川登紀子先生、市場丈規先生、下川美知瑠先生は、
「色彩学会第2回秋の大会[静岡]’14」で研究発表もされます。

また、J-colorの三木ゆかもパーソナルカラー研究会企画の
パネルディスカッションにパネラーとして参加いたします。

大会の詳細はこちら

エリア担当、サポーター担当の皆様、お忙しいなか、
参加していただき、ありがとうございました。


こんにちは。J-color事務局の尾本です

10月26日、色彩活用パーソナルカラー検定2級 認定講師の
研修
(東京)の2回目が開催されました。

この研修は、J-colorと認定講師が共通見解のもとに
活動をしていくための内容の確認と認定講師のレベルアップを
目的としたもので、年1回のペースで実施していきます。

第一弾となる今年度のテーマは、5月31日に発売された
「色彩活用パーソナルカラー検定3級テキスト」の改定ポイントです。



このテーマの研修は、すでに8月に2回(東京、大阪)と9月に1回(高知)
実施済みですが、各種専門学校などで指導経験が豊富な講師から、
来年度からの検定実施に向けて、テキストの改定についての解説とともに
J-colorが大切にしている「色の実践」の指導ポイントをお伝えしています。

今年度の研修は、残すところ、名古屋(11月)、東京(12月)、
札幌(調整中)の3回となりました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございます
まだ、研修を受けていない色彩活用パーソナルカラー検定2級 認定講師の方は、
お早めにお申込みください。


こんにちは、J-colorの池田です


今年の10月の週末は2回とも大型台風に見舞われましたが、
今回のご報告は、秋晴れの気持ちの良い日に、
すみだ福祉保健センター様から介護者教室の一環として、
色のイメージや効果を生活に活かす方法などを
お話しながら綾織りコースターを作ってみよう、
というセミナーを行ってきました。



ご参加くださった方は、ご家族の介護をされている方や、
ご自身がリハビリセンターに通われている方など、
様々な方にご参加いただきました。

ご家族の介護をされている方とのお話の中で、
「赤」を見るととても恐怖心を感じて
パニックになってしまう、という話なども伺い、
お子さんやご老人、また心や体が弱くなっているときほど、
の影響はとても大きく、そういう方と関わる人ほど、
その効果を知って、ご自分が着る色や周りの色など、
気づいてあげられる人が気付いてあげないといけないんだなぁ、
と改めて思うことができました。

今回は綾織りテープを使ってコースターを
作って頂いたのですが、手を使うことが大変な方にも
センターの方や我々講師が手伝いながら、
頑張って全員仕上げてることができました



テープの色を3色~4色と決め、ご自分の好きな色を
選んでいただいたのですが、一人として同じ人はいなく、
思い思いの作品が仕上がりました



日本は古来から色の表現が豊かで、それこそ平安時代
「襲ねの色目」は世界最古の配色便覧といわれるほど、
色の組み合わせとその名前の表現は洗練されているので
今回はぜひそのご自分の色の組み合わせに名前を
つけてください、という話をしました。

そして何人かにその配色名を聞いたところ
「癒しという言葉が多く、
やはり思う以上に体が自分の思うように
動かないというのは、大変なことなのだと実感した次第です。

色はその組み合わせの美しさで、心に癒しを与えることができます。
コースターはほんのきっかけですが、
身近に自分が美しいと思える色をいつも見ることができると、
ほんの一時でも気持ちを癒すことができるので、
皆さんも心が疲れたときは、美しい色を見つめてみてくださいね



こんにちは。ベビーピンクです。

   前回のブログはこちら

皆さんは、病院といえば何色を思い浮かべますか?
「白」というイメージが強い方いませんか?
白の壁に白いカーテン。お医者さんや看護婦さんの白衣。確かに白ばかり。
その為 私も病院や医療というと、「白」をイメージしがちです。

そう一昔前は、確かに多くの病院がそうでした。
「白」は清潔感の象徴ですしね。
でも、近年新しく建て直した病院や改装した病院の内装では、
白をとても工夫して使っています。

病院201410-1

なぜなら、白は確かに清潔感を感じさせますが、
白ばかりだと、「寂しさ」「冷たさ」「不安」を感じさせてしまうからです。

そんな気持ちにさせてしまっては、
患者さんが増々病気になってしまいそうですよね。

最近私は、ある病院へよく行く機会があります。
その病院は、建て直し中で入院病棟だけが今のところ新築となっています。
その為それ以外の場所は、昔ながらの白い壁に 白い天井。
しかも白色蛍光灯。
暖かみを感じさせない無機質な空間が
寂しく、落ち着かない雰囲気に
させてしまっています。
人が少ないと正直
「一人でいるのが少し怖いかも・・・」と
「長居したくない・・・。」とさえ思ってしまいます。

ところが新築の病棟につくと、雰囲気が変わり 空気が一変
暖かみのある木の床に淡いクリームやオレンジ系の壁の色。
カーテンにも、淡いクリーム色などを使い 照明も暖色系に。

自分の気持ちが明るくなるのが分かります。
正直 「ほっと」するのです。

病院201410-2

何度も訪れて慣れている場所のはずですが、
不思議と毎回気持ちがそうなってしまうのです。

病院がほっとできる空間だと、
患者さんも明るい気持ちになるので、安心して治療に専念できますよね。

子供を産んでから 様々な病院を訪れていますが、
病院はとても進化してきたと思います。
以前に比べ 開放的で 明るく 暖かみのある病院が増え行きやすくなりました。
患者の心に寄り添う病院。
色の心理効果の活躍が増々期待されそうですね。


日本色彩学会第2回秋の大会が、静岡市(清水区)で開催されます。

11月14~15日に静岡市清水において色彩学会秋の大会が開催されます。
富士山を借景とした清水港町づくりを船上から観察する企画に始まり、
各研究会が講演、パネルディスカッション、サロン形式 のプレゼン、
ワークショップを開催するこれまでの色彩学会全国大会とは
一味も二味も違う企画満載です。

今回、J-colorのサポーターである3名の先生方も、各研究会で企画した
プログラムを発表します。
貴重な機会ですので、興味のある方は、是非ご参加下さい。



≪開催概要≫
◆会   期 :2014年11月14日(金)午前10時~15日(土)午後4時40分まで

◆会   場 :静岡市清水文化会館「マリナート」(〒424-0823 静岡市清水区島崎町214)

◆参加登録費:J-color会員 3,500円(当日会場にてお支払いください)
          [船上見学(乗船料:1,000円)、交流会(会費:5,000円) 希望者のみ]

         参加登録費3,500円は下記の申し込みフォームでJ-color経由で
           申し込んだ場合の価格です。現地で参加登録する場合は、
           4,500円になりますので、ご注意ください。

◆締   切 :2014年10月31日(金)

開催行事の詳細は、日本色彩学会サイトよりご確認ください
大会実行委員長の鈴木敬明様からの大会案内はこちら

⇒お申し込みはこちら


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◆研究発表


◇くらしの色彩研究会   15日(土)9:30~11:30 ギャラリーC・D
  中川登紀子 先生:「髪色とメイクアップカラ-の組み合わせの好ましさを評価する」

    <中川先生からのコメント>
    くらしの色彩研究会のワークショップの1つを担当します。
    プロジェクタで画像を提示しながら髪色と化粧色の
    好ましい組み合わせを評価します。

  市場丈規 先生:「肌の色を測る」 

    <市場先生からのコメント>
    くらしの色彩研究会では、「美しさへの科学的アプローチ」と題して
    埼玉女子短期大学の山田雅子教授の基調講演に続き、
    「肌の色を模式的に表現する」「自分の肌の色を知る-予想と理想と
    現実の違いー」など4つの実演、ワークショップを予定しています。

◇パーソナルカラー研究会 15日(土)13:00~14:30 小ホール
  下川美知瑠 先生(主査):「パーソナルカラーの現状と未来」
    ~パーソナルカラーはこれでいいのか?~

    <下川先生からのコメント>
    秋の大会でパネルディスカッションを行います。テーマは
    「パーソナルカラーの現状と未来」。三木理事、伊勢丹女性
    部長他が登壇されます。
    【パネルディスカッション】
    本協会J-colorの理事である、三木ゆかもパネリストとして登場します。


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J-colorのサポーターとして推進活動に日頃からご協力をいただいている
市場丈規先生が、日本色彩学会 色彩教材研究会の特別セミナーでお話しをされます。
J-color会員はもちろんのこと、その他の皆様にもご参加いただけますので、
ご案内させていただきます。

色彩教材研究会 特別セミナー
私の色彩教材開発論-「観せることで魅せられる」色彩教育・色彩教材」-


【日 時】2014年 11月9(日) 14:00~16:00 (受付開始 13:30)
【会 場】中央理美容専門学校
      東京都新宿区下落合2-3-16(高田馬場駅・早稲田口より徒歩6分)
      http://www.chic.ac.jp/index.html
【参加費】1,000円
【締  切】2014年10月31日(金)

市場丈規 先生よりひと言 **************************************************
窓を開けるとほのかな香り、金木犀? そう、秋ですね。学びの季節到来です。
J-colorサポーターの市場です。11月9日(日)に色彩学会色彩教材研究会特別
セミナーで講演します。2時間ひたすら観せる魅せる実演と体験型の講座です。
サプライズの連続の中で、きっと講座やワークショップにすぐに使える教材に
出会えるでしょう。
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詳細はこちらよりご確認いただけます

⇒申込みはこちら
 J-color会員は、こちらの専用フォームよりお申込みいただけます。


参加費(1,000円)は、当日、会場にてお支払いとなります。
色彩学会会員およびJ-color会員以外の方は、
  直接、色彩教材研究会にお申込みいただけますよう、お願いいたします。

尚、市場先生は、日本色彩学会第2回秋の大会[静岡]’14で「くらしの色彩研究会企画
テーマⅣ 肌の色を測る」のプレゼンターも担当されます。


こんにちは。ピーコックブルーです。

   前回のブログはこちら

青色発光ダイオード(LED)のノーベル物理学賞受賞、そして錦織圭選手の快挙と
日本人として誇らしく思えるビッグニュースに本当に元気が湧いてきます

感動のうちに全米準優勝、続いてマレーシア、日本で2週連続優勝を果たした錦織圭選手。
今回はスポーツ選手が着るウェアの色について少し書きたいと思います。

プロスポーツ選手に求められるものとして挙げられるのが「心・技・体」。
技術、体力、そしてそれを支える精神力、メンタル面が揃わないとトッププレイヤーには
なれないのかもしれない…と、どんなジャンルのスポーツでも感じます。

その中で「色」がもたらすもの、として広く知られているのが「赤」の効用
赤は古来よりパワーや生命力を表す色、災厄を避けるための色として親しまれています。
赤を目にしたり身につけたりすることで、心身を活動的にさせるアドレナリンの分泌が促され、
やる気や積極性を高める効果が期待できます。

ゴルフで有名なタイガー・ウッズ選手はじめ、石川遼選手、
そして今回楽天オープンテニスでも錦織圭選手が来ていたウェアにも見られるように、
ここぞという勝負の時に「赤」を選ぶ選手は多いと言われています。
そしてウェアだけでなく例えばプロスポーツ競技のロッカールームなどにも
「赤」を配し、選手の闘志を後押しするというような使い方もあります。

ちなみに今回日本で開催された楽天オープンは、コートの周囲が楽天の企業カラーである
赤(白抜き文字)で囲まれていました。そして中央のコートがハードコートのブルー
この周囲の赤だけでも、選手ともどもそれを見る私たちにも力強さと高揚感を与えてくれると実感

楽天オープン有明201410
「楽天ジャパンオープン公式サイトより」

またテニスウェアは他のスポーツと比べると「白」が基調というイメージが昔はあったと
思うのですが、決勝で錦織選手と戦ったラオニッチ選手のウェアもとってもカラフルでしたね。
鮮やかなイエローに黒とオレンジの模様が入ったTシャツ、黒にイエローの柄が入ったアンダーシャツ。
この「黄色」の組み合わせも「視認性が高い」組み合わせで、見えやすく、見つけやすくなる色。

ラオニッチ201410
「楽天ジャパンオープン公式サイトより」

オリンピックや各スポーツの国際大会で選手が着るウェアは国旗をイメージした
カラーやデザインが多く見られますが、例えば錦織圭選手のウェア
トーナメントが開催される国やコート(ハード・クレイ・グラス)の種類によって
「コートに映える色」なども考慮されているようです

錦織(赤ウェア)201410 
「楽天ジャパンオープン公式サイトより」

エネルギーを強くアピールしたい、自分自身を奮い立たせる効果が期待できる「赤」は
スポーツには欠かせない色。
また赤に限らず「色が与える感情、心理的効果」を活用することで、
ビジネスにもストレスケアにも、私たちの生活全般に役立てることができます。
まさに色で出来るライフケア。
色って、知れば知るほど奥深くて楽しいですね