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新しい年を迎えました。
今年は「辰年
「昇り龍」のように、グングンと昇っていける年に
したいと思う漆黒です。

架空の獣であるですが、そもそも何色の龍がいるのか
知っていますか?

現在に伝わる龍の色は、青龍赤龍黄龍白龍・黒龍の5色。
五行説になぞらえているのでしょうか?
今回は、「辰年」にちなんで「龍」のお話しです。

 青龍は、五行説で知っている方が多いと思いますが、
 東方を守る龍で、「蒼龍」とも呼ばれます。
 「青」とついていますが、青い色の龍ではなく、
 その身体は緑色。
 青山(せいざん)・青林(せいりん)のように緑色植物の色で、
 青龍は青が茂る春の象徴といわれています。


 赤龍は、主に中国やインドなどのアジア圏の
 神話に登場する龍で、真っ赤な鱗で覆われた
 身体から灼熱の炎を吐き出すという特徴を
 もっています。
 「紅龍」とも呼ばれ、五行説の「南=赤」と同様に考え、
 南方を守る龍ともいわれています。


 黄龍は、五行説における四神の長とも呼ばれ、
 東西南北の中心を守る龍です。
 日本では、とてもおめでたい獣とされていて、
 なんと!遠く昔の888年に即位した宇多天皇の時代に
 黄龍が出現したという伝説が残っています。



 白龍は、古代中国で天帝(天上界の皇帝)に
 使えるとされる龍で、五行説の「西=白」と同様に考え、
 西方を守る龍ともいわれています。
 この白龍、ほかの龍が追いつけないほど
 空を飛ぶ速度が速いんだそうです!



 黒龍は、日本の神話にも登場する龍で、
 驪竜 (りりょう)とも呼ばれ、顎の下に
 貴重な珠を持っていることで有名です。
 五行説における「北=黒」にならって、
 北方を守る龍とも言われていますが、
 光が苦手な黒龍は、深い深い海底に棲み、
 光の無い新月の夜にだけその姿を現すため、
 水(海)と闇を司る龍ともいわれています。
 神聖な存在である一方で、災いをもたらす
 邪悪の化身として描かれることも多く、
 白龍とは敵対関係にあるんだそうです。


日本での「龍」は、様々な文化とともに中国から伝わり、
元々日本にあった蛇神信仰と融合し、
各地で様々な伝説とともにいろいろな形で残っています。
時に荒々しく、時に大きく包み込んでくれるような「龍」は、
今も昔も変わらず「伝説の獣」として受け継がれています。

みなさんは、どの色の龍にあやかった一年にしたいですか?

「エコな夏」に挑戦しつつも、8月の暑さにノックアウト寸前だった漆黒です。

残暑はまだ続いていますが、もうすぐ9月。秋のスタートです!
9月の誕生石といえば「サファイア」。

サファイアには様々な色がありますが、その色の名前も様々。

サファイアといえば。ということで、
一般に知られているのは「サファイア・ブルー」でしょうか?



サファイアの美しい濃い紫みの青をさす色名で、
ラテン語の「sapphirus(青色)」に由来し、1430年に登場しました。
空の色や眼の色の形容詞にも使われていますよね。

同じサファイアでも、最高品質のサファイアの色は
「コーンフラワー・ブルー」と呼ばれます。
「コーンフラワー・ブルー」とは「矢車菊の青」という意味。



ビロードのようなとろりとした質感のとてもロマンティックな青です。
残念ながらこの「コーンフラワー・ブルー」は、
めったに見ることのできない色。

なぜなら、約100年前に鉱脈が枯れ、
その後も新しい鉱脈が発見されず、
展示物としてもなかなか目にすることができません。
その価値はビックリするほどの値段なんだそうです。
見たことがある人は、とってもラッキーですよ!!

サファイアの美しい青色は、心の安らぎを
得られる石として愛されてきました。

古代ローマの宝石職人は、疲れた目を癒すために
サファイアを見つめていたそうです。
(アイレストグリーンではなかったんですね)

日本では婚約指輪といえばほとんどダイヤモンドですが、
ヨーロッパでは、サファイアを選ぶ人も多いようです。

故ダイアナ妃が皇太子妃だった頃、
王室から贈られたのはブルーサファイア(大粒の!!)の婚約指輪。

そして、先日ご結婚されたウイリアム王子は、
その指輪をケイトさんに贈ったんですよね

日本では、結婚23年目がサファイアにちなんだもの。
「青玉婚式(さふぁいあこんしき)」といい、
25年目の銀婚式・50年目の金婚式に次いで
最近定着しつつあるそうです。

さらに、結婚26年目は
「星条青玉婚式(ブルースターサファイアこんしき)」、
65年目は「星条灰玉婚式(グレースターサファイアこんしき)」、
67年目は「星条紫玉婚式(パープルスターサファイアこんしき)」

というそうです。



ラピスラズリ同様、青の石は神秘的ですよね。
「サファイア・ブルー」に癒されつつ、
残暑を乗り切りたいものです。
2011年夏に向けて、気温は徐々に上昇中
何か涼しげなモノってないかなぁ…と思っている漆黒が
見つけたのは、「青蓮紫」という言葉。

夏の花でもある「蓮」という文字(漢字)も水辺を想像できて
涼しそうなのですが、さらに寒色系の「青」の文字もあるので、
凛とした感じで清涼感たっぷり
実は、これって中国の慣用色名なんです。



「青蓮紫」は、チンリェンツーと読みます。
蓮の花の紫色を由来とする慣用色名です。

何となく、モネの描いた「睡蓮」の雰囲気に似ている色ですよね。

若い女性の衣服の色に使われた色なんですが、
中国の伝統文化でもある古典京劇の世界では、
老将軍の衣服に用いられる色です。
若い女性にも使われ、老将軍にも使われる。
老若男女を問わず…といった感じもあり、
何とも不思議な色ですね。



蓮といえば、エジプトでは「復活」と意味する花。
古代エジプト時代の壁画や彫刻に「神聖なる蓮」
という言葉も残されています。

が、エジプトには、蓮の花は自生していないので、
これは睡蓮のことなんです。
特に青い睡蓮は、日の出とともに花を開き、
日没とともに花を閉じることから「太陽の花」とも
言われていました。



一方、仏教では、蓮は「聖なる花」。

泥の中に根を張っているのに、泥にまみれることなく
美しい花を咲かせるその姿が仏教の教えと重なるとされています。

仏典では「蓮華」という言葉が使われ、
「白蓮華」「紅蓮華」「青蓮華」「黄蓮華」など、
さまざまな色の蓮の花が登場しますが、
「青蓮華」と「黄蓮華」は睡蓮なんだそうです。

中でも、浄土に往生するという意味のある「青蓮華」は、
千手観音の手にあるので、見る機会があったら
ちょっと注目してみてください。

昨年の夏よりは涼しいと言われている2011年夏ですが、
やはり夏は暑い
蓮華や睡蓮のような涼しげな夏の花。
その色を身の回りに取り入れてみるのも、
風流かつエコな夏の過ごし方ですね
6月・梅雨の季節。
しとしとと降る雨の向こうに見える
紫陽花がステキな季節ですね。

6月というと、夏に向けた新製品が
続々と登場する時期でもあります。
漆黒が目をつけたのは、
六花亭の新商品「水無月」。

暑気を払うために氷をイメージした乳白色の生地の上に
大納言小豆の茶色が組み合わさり、
見た目にもスッキリとした印象の和菓子
(まだ食べていませんが…、きっと美味しいはず!)

小豆というと、色名には「あずき色」というものがありますね。

 

「あずき色」は、小豆の色が由来となり「くすんだような暗い赤」をさします。
昔から小豆は、「赤い色には厄除けの力がある」と信じられていたので、
ハレの日の食べ物として祝儀の時に
使われていた食材ですが、
一般的に「お祝いの日=赤飯」が定着したのは、
江戸時代後期になってからです。
また、お祝い事があると赤飯と餅を振る舞ったことから
「祝い=紅白」という概念が定着し現代に残っています。

さて、奈良時代以前に日本に渡来した小豆ですが、
染色の色名になるのはもっともっと後の17世紀後期。
近松門左衛門の「浄瑠璃」や浮世草子に染色の形容として
使われたことで「あずき色」という色名が一般に広まりました。

小豆を原料として作られる和菓子「羊羹」も色名としてあります。

 

楊梅皮と蘇芳を染料として、
何回も染め重ねた濃い紫褐色のことを
「百塩茶(ももしおちゃ)」といいますが、
羊羹の色に似ていることから「羊羹色」とも呼ばれ、
「あずき色」に比べて艶がなく灰色がかったものをさします。

「羊羹色」は、黒紋付が日焼けし赤っぽく劣化した色合いと
似ていることから、「羊羹色の黒紋付を着流し、
眉を細く、蝋色鞘の大小を落とし差し」
という言葉に引用されていました。

この言葉の意味は、「血筋は良いが落ちぶれている
若い洒落者の浪人」の格好。
これは、歌舞伎では冷酷な二枚目悪役を
連想させる着こなしということから、
江戸中期の若い不良浪人に流行していたそうですよ。

実は、羊羹が苦手な漆黒。。。
でも、小豆は大好き!
ということで、「六花亭の水無月」と
漆黒の中では毎年定番の「あずきバー」で、
夏の小豆を楽しみたいと思います

空を見上げると、花びらをのぞかせる桜の蕾が日一日と大きく、
そして数も増え、「春だなぁ…」と感じる漆黒です。
春の花というと「桜」が一番に挙ってくると思いますが、
下を見ると「菜の花」や「たんぽぽ」もあり、ピンクだけではなく、
黄色も春の季節に見られる色ですよね。



「たんぽぽの黄色」=「たんぽぽ色 というと、
誰でも知っているとっても身近な色。
たんぽぽの花のような、暖かみのあるしっかりとした黄色です。



「たんぽぽ」の花の黄色は、草むらの中で一際鮮やかに目立ち、
遠くからでもすぐに見つけられる花。
ふわふわの綿毛を一息で吹き飛ばしたりして遊んだ
記憶のある方がほとんどではないでしょうか?
「一息で飛ばせると、願い事が叶う!」という挑戦(?)も
漆黒の子供時代にはありました。
不思議な音の「たんぽぽ」の名の由来には諸説ありますが、
漆黒のお気に入りは「子供の遊びの中で根付いた」という説。
子供たちが「ぽぽ」の茎を丸めて遊ぶことから「つづみぐさ」と呼ばれ、
鼓を打つ音のイメージも加わり「たん」「ぽぽ」と呼ばれるようになった、
という説です。
昔も今も、子供たちが遊ぶ親しみのある花なんですね



「たんぽぽ色」の英色名は「ダンディライオン」。
フランス語で「ライオンの歯」という意味で、たんぽぽの花のギザギザした形の葉が
ライオンの歯に似ているから付いた名前です。
小さな頃の漆黒は、「ダンディライオン」の意味も知らず、
「ライオン ってつくから…たんぽぽの花びらがライオンの鬣っぽいってこと?」
と思っていました…()。

子供たちが「たんぽぽ」で遊ぶ楽しげな声と「たんぽぽ色」の鮮やかで元気いっぱいの
イメージがピッタリなので、今回はこの色をご紹介しました。
見ているだけでも元気がもらえる色「たんぽぽ色」。
今では、食用の「たんぽぽ」も定番となりましたので、サラダに花びらを
散らしてみたりして春の色「たんぽぽ色」を食卓で楽しんでみてはいかがですか?